平成25年度から学年進行で新学習指導要領が実施されます。実施前に新学習指導要領に準拠した授業計画の策定が望まれますが、多くの学校で世界史担当者が1~2名で、十分な検討ができない状況にあります。
そこで、複数の学校の担当者が協働して授業計画の在り方について協議し、実態に即した形で新学習指導要領の趣旨が生かされるような授業計画について考える機会を提供することにより、長崎県の高校生の学力の向上を図ることを主な目的としています。
本調査研究では、新学習指導要領が求める学習内容と、大学入試センター試験など生徒が直面する進路上の課題の克服との両立を考え、新学習指導要領においてはどのような学習進度が妥当なのかということを考察し、分析結果を学校現場に提供します。
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